すまいをトーク〜すまい再発見!〜

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近江八幡を巡る 〜ラコリーナ(藤森照信設計)とヴォーリズ建築〜

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私の「古民家GET・DIYリフォーム」顛末記
→レポートをアップいたしました!

新聞で紹介されました!
2018年4月20日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
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新聞で紹介されました!
2016年10月16日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
▲画像をクリックすると大きく表示されます

すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

◆ 第6回 私の「古民家GET・DIYリフォーム」顛末記

 今回は、運営委員の並平文清氏を講師にお迎えして、ご自身による奈良県吉野町宮滝の古民家の入手から、現在進行中のご自身の手による古民家再生についてお話をお伺いしました。

 「古民家GET編」と称された第一部では、自然素材と日本建築の伝統構法、構造即意匠の大工技術、土地の土から生まれて、またその土へと返っていく建物、土いじりと田舎暮らしへの憧れから古民家に関心を持たれた経過を熱っぽく語られました。また、旅にも似て人生を豊かにしてくれるDIY好きが高じて、その物件に巡り合えた喜び。その家が紡いできた物語を引き継ぐ事を決め、その時から始まった壮大な計画。その前に立ち塞がるいくつもの法的な問題を乗り越えていく様を、ご自身の感情そのまんま、たっぷりと話していただきました。

 僕は、奈良の工務店に専属で従事している大工で、いつも木と仕事に向き合う事に集中できる環境を提供していただいていますが、土地の取得から、仕事にかかるまで、こんなにも時間とエネルギーを費やすのかと改めて気付くことができました。

 第2部は、「DIYリノベーション編」です。ここからが、並平氏の真骨頂でした。「すまいをトーク」と独学で建物の耐震について学び、その建物を分析し、また、仕口ダンパーを試行錯誤の末に自作し、独自の理論(「やらんよりはやったほうがかなりましやろ」という自己満足理論)に基づき、耐震性能を向上させていきます。
造作では、真壁の本来の美しさを取り戻すべく、山本組へ左官修業に通い、漆喰塗り技術を学び、屋根裏に積もった100年分のありがたい埃を吸い取り、….etc。

 目標に向かうため、目の前の登り坂に歯を食いしばって挑んでいく。途中で負けないように、自分自身の技能を高めていく。常に謙虚な姿勢で学び取ろうとする、そんな職人にも似た魂に僕は大変共感しました。

 最後に、3週間ほど仕事をさせていただいて、同じ目標に向かって時間を共有させていただいたことを、とてもうれしく誇りに思います。高みを目指そうとする眼差しと、成し遂げていく強い精神力に間近に接し、根性いただきました。
ありがとうございました。(報告:村澤 万里)

   
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