すまいをトーク〜すまい再発見!〜

最新情報

次回講座のお知らせ
8/18(木)18:30-20:30
あなたの家のかかりつけ工務店 住まいのマネージメント
→詳細はこちら

<終了しました>
7/14(木)18:30-20:30
空き家問題対策の最前線から
→レポートをアップしました

2022年度の開講スケジュール発表!
スケジュールページを更新しました。2022年度も皆様のご参加を心よりお待ちしております!

すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

【第4回】 2022年7月14日 空き家問題対策の最前線から

講師を務めて頂いた有江さんは、住宅流通業界での経験を積んだのち、約10年前にNPO法人「空き家コンシェルジュ」を立ち上げられました。この団体を創設する契機となったのは、ご自身が祖母の所有する空き家の処理で役所をたらい回しにされ、空き家対策で困っている人たちのサポートの必要性を強く感じたことからだそうです。
現在、奈良県を中心に7か所の事務所を設置し、自治体とおよそ30の事業で委託契約を結び幅広い事業を展開されています。その中でも主要業務となっている市町村の相談窓口業務(昨年度相談受理件数2500件以上!)を通して興味深く勉強となるお話を聞かせて頂きました。その一部をご紹介します。

○ 傾斜地の立地条件が悪い家で、売るに売れず、建て替えも現実的に不可能な物件
不動産業者を通じて売りに出したが売れず、建て替えするにもセットバックが必要で現実的には建て替え不可能と言われ相談に。検討の結果、賃貸物件として空き家バンク(インターネットによる仲介サイト)で借主を募集したところ応募があり成約に至った。

○ 空き店舗と移住者とのコーディネート
飲食店の起業を希望していた関東からの移住者に対して、空き店舗チャレンジショップとして月4回程度店の運営を体験してもらった。その結果起業の見通しが立ったことから県内別地域の古民家物件に移り、改修費を浮かせるためにDIY講習を受けてもらって本格営業を開始し繁盛しているとのこと。高取町の「花水土香(はなみずか)」というおしゃれなカフェです。

○ 賃貸契約後借主が地域にもなじみ移住を決意、当物件を購入
当初所有者は不動産業者を介して売りに出したが3年経っても売れず相談に。空き家バンクで売却と賃貸両方で募集をかけたところ、借主の都合で改修しても良いとの条件で賃貸契約成立。借主は数年で地域に馴染んできたことから定住希望となり売買交渉、売買価格より入居中の家賃と改修費用を引いた価格で売買が成立した。売り主買主双方ともに良い結果となった。

○ 先祖代々の荷物に困り果てて・・・
先祖伝来の家を売りに出そうとしたところ、大量の荷物の処分に100万円以上の費用が掛かることが判明し相談に。検討の結果、荷物を蔵、納屋等に収納後、収納場所以外の居住スペースのみ賃貸することとして空き家バンクに掲載、賃貸契約が成立した。

その他、空き家問題の現状や法律関係等参考になるお話が一杯ありましたが、残念ながらここでは書き切れません。講師が最も強くおっしゃったことは、とにかく早め早めに手を打つことが問題を複雑にせず、最良の方策を得られるということでした。肝に銘じておきたいと思います。
(報告:並平 文清)

すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク すまいをトーク
すまいをトークへメール