すまいをトーク〜すまい再発見!〜

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次回講座のお知らせ
2024/6/13(木)
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町につながる、長屋暮らし
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<終了しました>
2024/5/18(土)
13:00-16:30
国宝・重要文化財の宝庫、中将姫ゆかりの「當麻寺」見学・参拝 〜當麻寺僧侶によるご案内と、重文書院でのお抹茶も〜
→レポートをアップしました

2024年度スケジュール発表
スケジュールページを更新いたしました。2024年度の日程表と各講座の詳細は下記PDFファイルでもご確認いただけます!

すまいをトーク2024年度パンフレット

すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

【第2回】 2024年5月18日(土)
国宝・重要文化財の宝庫、中将姫ゆかりの「當麻寺」見学・参拝

今年度2回目の例会は、先月に引き続き良い天候に恵まれました。近鉄南大阪線当麻寺駅に集合しました。今回は担当の並平代表が全般について、牧さんがお寺について、梅田さんが三重塔について説明していただきました。最初、駅のすぐそばにある「当麻名物 中将餅」の看板が目に入りました。

駅から真っ直ぐの一本道を上っていくと當麻寺に到着します。駅から少し歩くと相撲館の看板が掛かった建物がありました。時間の関係で中には入りませんでしたが、本場所と同サイズの土俵があり、上がることもできます。また相撲の歴史や郷土力士に関する資料が展示されています。なぜこの場所に相撲館?と思うでしょう。並平さんから興味深い説明がありました。日本書紀に垂仁(すいにん)天皇の御前で當麻蹶速(たいまのけはや)と出雲の野見宿禰(のみのすくね)が対戦したのが日本の国技、相撲の起源とされ、天覧相撲の最初とされるという内容でした。そして相撲の開祖、當麻蹶速を顕彰する目的で「相撲館けはや座」として平成2年5月にオープンしました。すぐ近くには當麻蹶速塚もあります。

しばらく緩やかな坂道を上っていくと前方に東塔と西塔が見えてきました。ここで梅田さんから両塔の違いについて説明がありました。當麻寺は中将姫(ちゅうじょうひめ)ゆかりの寺で創建当時の東西両塔が現存する唯一の寺です。當麻寺に到着すると、ご住職が出迎えられ、寺内を案内し説明してくださいました。本堂には中将姫が蓮糸で織り表した「當麻曼荼羅」(転写本)が祀られ、これが本尊となっていますが、本尊が織物というのは非常に珍しいとの説明でした。次に金堂ですが、本尊は弥勒如来です。弥勒菩薩として表されることが多いですが、当寺では如来として表されており、これも珍しいとのご説明でした。弥勒如来の四方には四天王が配置され、風貌が異国的情緒(鎌倉期の1体を除き)を漂わせています。四天王は仏法の守護神で(東方)持国天、(南方)増長天、(西方)広目天、(北方)多聞天からなり、多聞天は毘沙門天とも呼ばれ単独でも祀られ信仰されます。余談ですが、戦国武将、上杉謙信は毘沙門天を信仰していました。NHKの大河ドラマでそのようなシーンがあったのを覚えています。講堂は僧侶の修行の場所で色々な仏像が祀られています。続いて東西両塔を見学しました。東塔は古く趣があるように感じました。西塔は新しく端正で綺麗な感じです。

次に中之坊ですが、當麻寺最古の塔頭(たっちゅう)で、中将姫が剃髪(ていはつ)した寺院です。中将姫剃髪堂の本尊は中将姫の守り本尊である美しい十一面観音で「導き観音」と呼ばれます。中之坊庭園は大和三名園(竹林院、慈光院)と賞される池泉回遊式庭園です。ご住職の説明の後、剃髪堂、庭園、霊宝殿を巡り書院にて抹茶をいただきました。當麻寺は、白鳳から天平時代にかけて伽藍が整備されたことから、当初は南都六宗(三論、成実、法相、倶舎、華厳、律)の一つ三論宗を奉じていましたが、平安時代に空海が参籠(さんろう)して真言宗となり、その後南北朝時代に浄土宗も入り、現在では真言、浄土2宗を奉じており、これもたいへん珍しいと説明がありました。

當麻寺を一通り見学した後、當麻の里を散策しました。元酒蔵だった建物が文晃堂ステーショナリー&ギャラリーカフェとなっていますが、あいにく休業日でした。また古民家をカフェや食事処にしている建物がいくつかありました。日頃の喧噪を逃れて古民家カフェでまったり過ごしたり、お寺や仏像を見たりするのもいいのではと思います。ぼたん園や練供養会式(ねりくようえしき)もあります。

当日は、34名と多くの方にご参加いただきました。暑い中、皆さんお疲れ様でした。
(レポート:運営委員 北川 弘)

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