すまいをトーク〜すまい再発見!〜

最新情報

次回講座のお知らせ
12/9(木)18:30-20:30
健康的な住まい造りとは
<F☆☆☆☆に騙されるな>
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<終了しました>
11/28(日)11:00-15:10
吉野宮と万葉の里「宮滝」散策と改修古民家見学
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講座再開のお知らせ
緊急事態宣言解除に伴い、10月より講座を再開いたしました。感染予防対策をしっかり実施して、皆様のご参加をお待ちしております。

2021年度の講座開催について
大阪府に緊急事態宣言が発令された場合、発令期間中の例会は中止とさせていただきます。ご了承ください。

第16期スケジュール
すまいをトーク2021年度のスケジュールをアップいたしました。皆様のご参加をお待ちしています♪

新聞で紹介されました!
2019年4月6日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
▲画像をクリックすると大きく表示されます

すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

【第8回】2021年11月13日開催 奈良大和路(西の京から菅原の里へ)

11月13日 コロナ禍の影響で、丸一年延期になっておりました 奈良市西部の国宝・重文の社寺を 今回は案内人の牧先生からの『建築関係に携わる人は 是非受講すべき』のお誘いを受け、一応建築に携わる身のものとしまして、わくわくして見学させて頂きました。
当日の天気は良好、社会見学日和となり、集合場所には34名の参加者が集まり、案内人の牧先生を先頭に 先ずは 平安時代以後の「神仏習合」「本地垂迹説」によって寺院と神社が一体の神社である薬師寺附鎮守社へ参り、その後、わくわくする白鳳伽藍へ・・・

白鳳伽藍
南門・中門の案内を受け、真っ先に東塔へ、2020年に10年に及ぶ解体修理が終わり、ベールを脱ぎました。 1階部分の扉が開かれ、修復された心柱が観られるようになっていました。 東塔は薬師寺境内最古の建築物で、 白鳳時代まで遡ることができます。 創建時の姿で残っていることも感動です。 各階にある「もこし」が他塔にない美しさです。
そして法隆寺の名工西岡常一氏が手掛けた西棟、1981年に再建された西塔の背丈は東塔より少し高く、しかし、それは数百年か後に各木部が痩せて、屋根の勾配や高さが、東塔に並ぶように計算されているらしいです。
薬師寺の中心を担う重厚感がある金堂は、昭和51年に復元されました。創建当時の伽藍は戦災で焼失し、『薬師寺縁起』に書かれた通り二重二閣の五間四面で再現されたとの事。
此処に安置されている国宝である有名な3体、お坊様の説法では、「薬師如来がお医者様、日光菩薩は日勤の看護師、月光菩薩は夜勤の看護師薬師如来と覚えてください」と拝観の度に説明されます。何度訪れても、2体の菩薩像はの人間的な曲線美、造形美に見惚れてしまい、此方の願いを優しく叶えて頂けるように様に思ってしまいます。

玄奘三蔵院伽藍
平成になってから建てられました8角形の建物です。法隆寺の東院伽藍の夢殿に似ている様に思います。 西遊記に登場する三蔵法師の遺骨が納められている建物だそうです。

唐招提寺
特に南大門の真正面にある金堂は重層感があり、創建は781年、日本最古の現存金堂であります。現在まで、金堂は以下の様に 今まで改修工事を行ってきました。

元禄時代―屋根を高くし、ハネ木を仕込む大改造
明治時代―西洋トラスの組み込み補強
平成10年からの大修理―解体修理、内倒れ防止の補強 

今回の大修理で外観は屋根の掛け方が変わりました。 
急勾配になり 桁行側と妻側の勾配を変えて大棟の長さを長く魅せる手法(振れ隅工法)を取り入れ、雨漏りの抑制、根本的な小屋組みの強化等を図られました。 案内人の牧先生に置かれましては『意匠的には屋根は改良ではなく改悪だ!』と講義されています。同感します。
しかしながら 金堂の天平建築には『流石』と見惚れさせられます。
境内の奥には鑑真和上御廟がひっそりとあり、ここが官立寺院でないことを証明しています。
鑑真和上の御廟への伝う参道のコケが綺麗で、落ち着いた雰囲気が、とても素敵でした。

西ノ京を後に 垂仁天皇陵の外周を通り 『菅原の里』へ・・・・・・・

喜光寺 
金堂は行基菩薩が東大寺の大仏殿を造る時に試作として縮小版として建立した建物と云われています。現在の金堂は江戸時代に再建されたものです。
近隣の小学生に通っていました小生は、写生大会で何度か訪れたのですが、斗供組みが複雑すぎて、高学年になっても、全く上手く描けなかった記憶がありあす。
南大門は金剛組によって建てられ、平成22年(2010)5月に、落慶法要が行われました。
また、真新しい仏舎利殿は本年3月2日に開眼法要を営まれました。

西蓮寺 
浄土真宗本願寺派の檀家寺であります。 この寺院は恥ずかしながら、我が株~田工務店が設計・施工をさせて頂きまして、本年10月に落慶法要を行われた、出来立てほやほやの本堂であります。 大住職の講和からはじまり、国宝級の建造物を拝観してこられた受講生の方々には、完成品だけを観てもらっても、他寺より見劣りしてしまいますので、着工当時からの工事進行のビデオを解説付で案内させて頂きました。(もう少し時間が欲しかったです)

菅原天満宮 
日本最古の天満宮として由緒ある 天満宮であり 此処の山門の改修工事も株~田工務店が請け負い、本田大工が棟梁をさせて頂きました。

総括
見学者の皆様 盛り沢山の見学ルートで お疲れさまでした。 
牧先生 あまり他所の見学会では伺えない、専門的な知識を取り入れての案内を ありがとうございました。おそらく見学者の誰もが訪れた事のある寺院ですが、今回は牧先生の案内で新たな発見が出来たことだと思います。
小生から一言・・・・当日は秋晴れのすがすがしい天気でした。そうして、いにしえの奈良の都の素晴らしい歴史を遡り、実感していただけ、心を癒して頂けたと思います。
私が檀家であります西蓮寺の阿弥陀如来様は、滅してから極楽浄土に導いてくださる仏様です。しかし、薬師如来様は『生きている今、助け手を先述べて頂ける仏様』です。  主に
@病気を治す
A悩みを解決する、
B地獄へ落ちないように導く

病気を治し、寿命も延ばして下さり、精神的な苦痛までも取り除いて下さる、生きている間の現実の世界で安らぎを与えてくださる仏様だと伝えられています。
今現在 自身の浮足立った己の心を 参拝することで、薬師如来様に願いが届き、そうして2体の菩薩像からの介護を受け、己の心が平常心に向かうことになる事を切に願います。

(報告:梅田 誠亮)

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