「すまいをトーク」は木造住宅を中心に、住まいに関することを建築士を交えて学ぶ会です
次回講座のお知らせ
2026/8/20(木)18:30-20:30
すまい と ことば ~俳句に詠み込まれた「ことば」から「すまい」の風景をさぐる~
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<終了しました>
2026/7/9(木)18:30-20:30
ひとりで切り拓いた暮らし~便利さの先に見えたもの~
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2026年度スケジュール発表
2026年度の日程表と各講座の詳細は下記PDFファイルからご確認いただけます。
すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。
【第4回】2026年7月9日(木)ひとりで切り拓いた暮らし~便利さの先に見えたもの~
本日の講師は、当会運営委員梅田さんの大学時代からの友人で、様々な人生経験の後、現在は伊勢志摩の山林を開墾し、家を建て畑の野菜作りと趣味の釣りでほぼ自給自足の生活を送っておられる谷野浩司さんです。一体どのように生活しておられるのだろうと興味津々で、この日を待っていました。
谷野さんは大学を出た後、建設会社に勤務されました。しかし、その後、筆舌に尽くしがたい悲運に何度も遭われました。そのようなこともあり、人や社会との接触が少ない環境で自由気ままに暮らしたいとの思いが強くなったそうです。60歳を過ぎ(現在70歳)年金生活に入り、ネットなどで真剣に物件を探し始めるようになりました。条件は、人里離れていることと趣味の釣りを楽しめるよう海に近いことの二つです。その結果、現在の物件を探し当てたそうです。
それからは週に一度現地に来て、山林の開墾・整地、倉庫・家屋の建築などをほぼ御自身1人で数年かけてやりとげたとのこと。苦労もあったけれど、楽しみながらの作業だったようです。電気は通していますが、水道はなく飲み水以外は雨水を溜めて使っています。トイレは微生物の力で発酵分解させる仕組みの物で、畑の肥料にとても良いそうです。お風呂は無いので、現在はジムに通ってそこの風呂を利用しているとのこと。近くの海岸に使われなくなった桟橋を借り、そこに安く譲ってもらった立派なボートを係留させてもらい、週に二度ほど釣りに出かけるそうです。また、年金以外の収入として、地元の建設関係企業に採用され、週に二日ほど勤務しておられるとのこと。まことに羨ましい生活を送っておられます。今は自由も時間もたっぷりと有り、楽しく、かつ心に余裕をもって毎日を暮らしているそうです。
私たちは谷野さんのような生活は出来ませんが、残り少ない人生、悔いが残らないよう、楽しく充実した一日一日を送りたいと思いました。
(レポート:運営委員 並平 文清)
今回、講師として谷野氏を招へいされたT氏は、皆さんに一番お伝えしたかったことは、『「皆が皆、いつも食卓で食事をするのではなく、一度違う場所で食べてみてください。きっと味が変わりますよ。」と話されたことです。講師のその言葉が、とても印象に残りました。ほんの少し目線を変えるだけで、いつもと同じ毎日でも、これまで気づかなかった五感の働きや、新しい発見があります。特別なことをしなくても、小さな工夫で日々の暮らしは豊かになるのだと感じました。』
T氏はまた、『「右へならえ」で同じことをすることではなく、それぞれが自分なりに視点を少し変えてみることです。その小さな視点の変化の先に、新しい気づきや、本当の豊かさがあるのではないかと思います。今回の座学で、そのようなことを感じとっていただけましたら光栄です』と語っておられます。
(追文:masaaki umeda)
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