すまいをトーク〜すまい再発見!〜

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11/10(土)11:00-17:00
「平城宮址」から「秋篠の里」へ
→レポートをアップいたしました!

新聞で紹介されました!
2018年4月20日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
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新聞で紹介されました!
2016年10月16日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
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すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
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マンスリーレポート

◆ 第8回 「平城宮址」から「秋篠の里」へ

 今回は絶好の秋晴れに恵まれて、一級建築士の牧彰先生の案内で、約40人が参加しました。
私は奈良市生まれの奈良市育ち。知らないことはないだろう、と思っていましたが、佐保川での説明を聞いて、最初の知らないことが・・・。それは奈良時代には佐保川は、都の町造りに必要な木材を運ぶ為に使われていたとの事でした。よく考えたらトラックもない時代、運搬に川を利用することは当たり前ですよね。
 続いて、奈良市役所にある平城京の模型を見物しました。模型があることは知っていました。しかし、平城京について説明を聞き、知らないことだらけだと、自分の無知さに恥ずかしくなりました。
市役所から徒歩5分ぐらいのところにあるのが平城京左京三条二坊宮跡庭園です。昭和50年の発掘調査で発見された奈良時代の庭園で、平城宮の離宮的な施設、または皇族等の邸宅(宮)であったとも考えられています。
 宮跡庭園の北側には、大型ショッピングセンター「ミ・ナーラ」がありますが、そこに長良王の邸宅があったそうです。今は南東の角に長良王邸宅跡地の看板があるだけです。施設には最初はそごう、イトーヨーカ堂、そして今はミ・ナーラが入っています。地元では「長良王のたたり」で商売が長続きしない、とうわさになっています。

 昼食後に、平城宮正門の朱雀門に集合しました。
朱雀門から幅75メートルの朱雀大路(道というよりも広場のようなもの)が南へ約3.7キロも続いていたそうです。門の前では外国使節を送迎する儀式が行われ、都の男女が集まって恋の歌を掛け合うことが行われていたそうです。いにしえのロマンを感じますね。
朱雀門から東院庭園を見学し、復原された第一次大極殿へ向かいました。大極殿の建物は、下の部分が9スパンなのに対して、上の部分が8スパンになっています。これは復原の段階で、設計者が違っていると思われるが、誰が設計したのか不明だということでした。今の時代、誰が設計したのかわからないなんて事があり得るのだろうかと不思議に思いました。また、本来は寄棟造だったと推測されるが、ディテールよりもメンテナンスを重視したため、入母屋造で復原された事など、今回参加しないと知ることがなかったお話も聞くことができました。
 さらに、平城宮跡に点在する礎石にホゾがなかったことや、外国人なら礎石を綺麗に加工すること、柱の跡には木が植えられている事など多くの知識を得ることもできました。
それから、佐紀盾列古墳群を巡って、奈良時代最後のお寺の秋篠寺へ・・・。秋篠寺には、それは美しい人間味をたたえる表情で多くの人を魅了する伎芸天が安置されています。伎芸天を見ていると、心が落ち着き、心身が清められるような気がします。

 最後に、ギャラリーアオイで絵画鑑賞をし、浄土院、西大寺へと回りました。西大寺に着いた時は、あたりは真っ暗でした。

 今回の見学も盛り沢山で、大変勉強になりました。一つ悔やまれるのが、昼食の時に牧先生が「平城宮いざない館に是非行って下さい。」とおっしゃっていたのに、時間切れで行けなかったことでした。
 私は今回参加して、いかに地元である奈良の事を知らないかということを痛感しました。2020年には東京オリンピックが、そして、2025年には再び大阪万博が開催されます。多くの観光客が奈良を訪れることになるでしょう。その時に説明できるように、もっと勉強しようと思いました。
今回参加する事が出来なかった方も、ぜひ、平城宮跡をぶらぶら歩いてみてください。
(報告:上村育代)

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