すまいをトーク〜すまい再発見!〜

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すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

◆ 2017年度 第4回 「戸建て住宅の外装仕上材について 〜塗料・塗装の基礎知識〜」
 講師:シンワ外装(株)代表取締役 森 秀雄 【7月13日】

 住宅や建築の塗装について「すまいをトーク」の講義としては初めてのことであったが、参加者の関心が高かったのか40名を超える人数となった。
 私ごとであるが塗装というと自分で塗った経験はホームセンターで家のデッキ材用の塗料(木工用塗料)を購入し、何の知識もないままに塗った程度の経験で、又、講義にでも説明のあった多機能型環境塗材「ガイナ」を暫くの間、営業をしていた程度の知識であった。今回は外壁(一部内壁)についての基礎知識の勉強会ということで「すまいをトーク」で取上げて頂き塗装という概念が若干ながら判りかけた様な気がした。

 講義の内容を大別すると、
@塗料と塗装 A塗装の目的 B塗装の構成成分とその働き C塗装方法 D塗装器具と塗装方法 E多彩な意匠をつくる為の塗装器具 F塗装方法の種類 G下地調整/下塗り H素地調整/下地調整 I外装の変遷 J上塗り種によるメンテナンスサイクルの目安 K一般的な樹脂別塗料比較 L近年の外装塗装材の仕様
M施工事例
で、後半の一部に日本ペイント 中村氏より内装用塗装についての講義も頂いた。
全体的には素人にも大変判り安く理解しやすい講義であったと感じました。

 講師よりレクチャーがあった話を簡単に下記の通り要点を纏めてみますと、
T)まず塗装の目的は
a)被塗物の美観b)被塗物の保護c)塗料機能付与(防カビ、低汚染等)で有るが
近年特にb)、c)の保護、機能が塗料の進化に伴って新商品が上市されてきた。
具体的には遮熱、断熱、対候、防音性等あの薄い塗膜の中に機能を持たせた商品が市場に出回ってきたことは驚きである。
U)塗装方法については刷毛塗り、ローラー塗りや吹付仕上げ(スプレー塗り)、その他
建浴塗装(漬け塗り)、紛体塗装等があるが住宅関連においては圧倒的にローラー塗りが多くなりつつある。吹付塗装は隣、近所に飛沫が飛ぶ恐れ等があり、敬遠されつつある。
V)また模様(意匠)付けの道具にはローラーの種類、吹付ガンの種類、コテの種類等によってゆず肌、平滑、スタッコ、リシン、櫛目、ライン、ランダム等々の好みの意匠ができ、道具は豊富にある。
W)しかし最も重要なのは選択した塗料を狙い通りに仕上げる為には、下地調整が重要である。これを怠ると仕上り精度が低下するばかりでなく、将来的に塗膜剥離や早期の錆の発生や躯体の劣化等様々な不具合が生じる。下塗り材には@シーラーAフイラー(セメント系)Bプライマー(錆止め)等がある。
X)素地調整/下地調整
下地を点検し、必要に応じて下地を一定水準にまで引き上げる為に、部分的あるいは下地の全面を仕上塗材の仕上に適した状態に素地ごしらえをすることを下地調整という。(チエック項目:@割れ.破損.浮きA不陸.目違いB不純物の付着C下地の強度D下地の乾燥.pH.水分E取付金物の防錆)
Y)一般的な樹脂別塗料比較及びメンテナンスサイクルの目安

*一般的に塗替えを見定める方法としては塗膜を手で触って粉が付着するようであれば塗替え時期である。(チヨーキング)
*内部は照明器具、エアコン廻りの寿命が短い。
*下地の劣化(表面割れ→水が浸み込む→腐る)
*塗装とは直接関係ないがシーリング(目地コーキング)の寿命は約10年と云われており塗膜より先に傷むケースが多く塗装のクレームに関係しやすいので要注意。
*溶剤系はシックスハウスの問題を惹起し易かったがメーカーの研究も進み、規格をほとんどクリアしており問題ない。
Z)近年の外壁塗装材の仕様及び市場
1)一般的に最も多い仕様(市場):シリコン樹脂仕上(ゆずは仕上:汚れが付きにい)
2)仕上模様を重視
  多彩模様仕上(ジョリーパット、ベルアート等)
3)耐候性を重視
  フッ素、無機塗料
4)塗装材の機能を重視
  遮熱塗装、断熱塗料、超低汚染塗料、光触媒塗料
*その他:近年注目を集めている多機能環境塗材「ガイナ」は人気がある。
「ガイナ」はJAXA(宇宙航空研究開発機構)が10年以上前にロケット打上げ時に発生する摩擦熱(260℃〜300℃)に耐える塗料として開発されたものである。主成分はセラミックとアクリルシリコン樹脂のハイブリットで主成分のセラミックが80%以上で
機能としては
@断熱、保温、遮熱 A防音 B空気質改善(調湿作用、消臭)C防露 D防汚 E安全(F☆☆☆☆) F耐久(15年〜20年以上)
を有している。
尚、塗装されたお客様もその効果に驚きの評価を下されている。
 あと一部内部塗装の講義が日本ペイントさんよりあったが珪藻土、漆喰等の新商品の発表も含めて有り、左官業者との境界線(垣根)もなくなりつつある感がした。
余談ではあるが境界線(垣根)もなくなりつつあると同時に職人も多能工型に替っていくのだろうか・・・。(報告者:土井 勇)

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