すまいをトーク〜すまい再発見!〜

最新情報

2018年度のスケジュールをアップしました!
第13期 2018年度のすまいをトークは4月7日(土)開講!今年度も多彩な講座内容で、皆様のご参加をお待ちしております。
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次回講座のお知らせ
7/12(木)18:30-20:30
京都発 大工さんの話 〜大工になってよかった - 技術を生かして暮らしを支えて行く〜

終了しました
6/14(木)18:30-20:30
伝統工法と職人の育成 <次世代への技術の伝承>

5/19(土)13:00-17:00
日本の住まい(日本民家集落博物館)−風土と感性−
→レポートをアップいたしました!

新聞で紹介されました!
2018年4月20日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
▲画像をクリックすると大きく表示されます

新聞で紹介されました!
2016年10月16日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
▲画像をクリックすると大きく表示されます

すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

◆ 第2回 日本の住まい(日本民家集落博物館)−風土と感性−

 五月の半ばでしたが、梅雨を思わせるような暑さが続いていました。前日の雨が寒気を運び、少し寒い一日となりました。
日本民家集落博物館に向かう途中、緑地公園の中を通り抜けました。緑豊かな場所で、少し肌寒かったですが、歩くには、心地よいと感じました。

 今回案内して下さったのは、一級建築士の牧 彰先生でした。日本民家集落博物館は、日本で一番古い博物館です。また、日本各地の代表的な民家を移築復元し、北は岩手・南部の曲家から、南は鹿児島・奄美大島の高倉まで、12棟の民家が集められています。参加者は、約30名で、12棟の民家、一つ一つ解りやすく、丁寧に説明して下さいました。

 時おり、太陽が顔をのぞかせて、暖かさを感じることもありましたが、古民家という建物は、日の光も入りにくく、しかも、どんより暗く、かなり寒いと感じました。
この中での、生活の厳しさを肌で感じ、真冬であれば、耐えられないのではないか・・・現代の生活では、寒いと思えば、ファンヒーターをつけて、こたつに入り、快適さをすぐに求めて、寒さに耐え忍ぶことは難しいだろう。

 とても興味深かったことは、床や柱、天井の色でした。何とも言えない黒色の柱。築20年の我が家の柱の色と比べると、長い年月を感じられました。見学した日本民家集落は江戸時代のものが多いと知り、我が家も200年立つと、黒色の床、柱、天井に変わるのだろうかと疑問を持ちました。
200年前の建物に触れて、多くの人々が、そこで生活し、守り受け継いできた年月を感じ、これから200年後の世界がどう変化していくのかにも興味を持ちました。
牧先生の見学時期のご配慮で、珍しいものも見ることが出来ました。それは、岩手県の南部の曲家の屋根の上にきれいに咲いていた紫蘭でした。本来は、イチバツ(ユリ科)やカンゾウ(マメ科)でしたが、大阪の気候に合わず、紫蘭を代用されたそうです。まるで、舞妓さんの花かんざしのようで、素晴らしかったです。数週間前に下見をされた時は、満開で、今日はどうだろうかと心配されていた牧先生でしたが、何とか咲いていた紫蘭にニコニコ顔のご様子。牧先生、ありがとうございました。

 今回の見学を通して、築70年の実家の今後をどうするか、その答えが出るのではないかとの考えもあり、参加しました。
すまいをトークの座学や見学に参加する前は、古い実家は、処分するものだという考えしかありませんでしたが、今回の見学により、残していく方法はないものかと思い巡らすことが出来ました。
ただ、牧先生の言葉の、「古民家は、1軒だけ独立していても意味がなく、向こう三軒両隣の集合体で、考えないといけない」という言葉が凄く印象的でした。実家の周りは、すでに、今風の住宅に建て替えられ、道路を挟んで、目の前には、近代的な保育園が建っています。
皆様に、実家を今後どうすべきかのお知恵を拝借したいものです。(報告:上村 育代)

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