すまいをトーク〜すまい再発見!〜

最新情報

新聞で紹介されました!
4月4日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
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次回講座のお知らせ
12/14(木)18:30-20:30
自分らしく暮らすための整理収納術 〜モノの整理は心の整理〜

終了しました
★オプショナルツアー
11/19(日)10:00-17:00
秋の行楽シーズン恒例のオプション企画 錦秋の湖都・大津(三井寺など)を巡る!

11/9(木)18:30-20:30
すまいの耐震改修を考える! 〜木造耐震診断・補強工事に関する知識〜

10/21(土)13:00-15:00
豊崎長屋 〜大阪市大における長屋改修の取り組みと見学会〜
→レポートをアップいたしました!

新聞で紹介されました!
10月16日の読売新聞で、すまいをトークの活動が紹介されました!
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すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

◆ 2017年度 第7回 豊崎長屋 〜大阪市大における長屋改修の取り組みと見学会〜

 巨大マンション建設ラッシュの現代、今や希少となってしまった戦前からのこっている長屋、中でも[登録有形文化財]と言う称号を頂いた大阪市北区の豊崎長屋の見学会と これに纏わる講師によるお話しの会が 平成29年10月21日に開催されました。
講師 兼 案内人をお願いしましたのは 大阪市立大学生活科学研究所研究員の綱本 琴さんでした。彼女の好意で 見学者一同が集合した地下鉄 中崎町駅より現地の豊崎長屋まで 美しく着飾った雰囲気の喫茶店 昔を偲ばせる様な日用雑貨店 昔から長屋には 今も尚長年に亘って住人が住むと言う 今日では滅多に目にすることの無いむかしの繁華街をはじめとして、戦前から残る 迷路の様に続く幅せまい道を もの珍しく一同散策を楽しみました。
当日は生憎強い雨ふりでしたが 全員元気よくこの日講義室を兼ねる長屋の主屋の玄関口を潜りました。

 さて この日の講義は 前述の綱本 琴さんによって スライドも使いつつ 主屋の二間続きの座敷にて 熱の籠った話が続けられました。
この長屋440坪の敷地の中央に 南北に貫く路地が通り 大家さんである吉田家の方がたが住む主屋と土蔵が敷地の中央西側にその位置を占めております。この主屋を取り囲む様に 南長屋 西長屋 東長屋 北終(きたはて)長屋が建つております。元々 この長屋は 起源は大正年間にあると言われ 営々と140年近く 大戦にも耐えて存続し その間 大家さん 借家人そして長屋の研究現場として関わってきた大阪市立大学らの努力によって 建物自体の修復 建物内外装のオリジナル性の復元 そして耐震対策など これらの建物のこれからの健康的な存続の為の対策が計られて来たそうです。

 講師の綱本さんは 1、豊ア 中崎共通の魅力 2、中崎町独自の魅力について 次の様に述べておられます。前者については 大阪 天六など都市中心部に徒歩でアクセスできる。総合病院 市場 商店街 ス―パー 郵便局 銭湯(温泉)など暮らしに必要な施設へも便利な立地 そこに戦前からの住宅(主に長屋)がまとまって残り 下町情緒のコミュ二ティがある。後者については 15年ほど前から 若者が自分の独自の店を構えたいと 家賃も安い長屋などを使うものが増加。普通なら目につきにくい裏通りの店舗も 「自分しか知らない」と言う優越感を与える強みにかえて より見つかりにくいところ迄できていく。再生店舗 昔ながらの店舗や職人さんの作業場とすまいの混在が魅力となる。これに反して 一方の豊崎町は 店舗より居住地としての性格が未だ強く残っている。

   

 また更に 大阪市大による豊崎再生プロジェクト とこれに関わる学生のカリキュラムとしての体験 実習 実践を行うことが出来る最高の学びの場となりましょう。
 最後に 豊アの長屋再生が今後目指すところとして 長屋自身の耐震改修により 安全で居住レべルの高い長屋に再生できることを示した大阪市大モデルを 他の土地の長屋に迄広げたいと言う 高い構想を以て今も努力を続けておられる という印象を受講者は一様に持たれたのではないでしょうか。(報告:高木 博)

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