すまいをトーク〜すまい再発見!〜

最新情報

講座日程変更のお知らせ
【第11回座学】 知られざるゲタバキ団地の世界
2026/2/12(木)→
2/19(木)に変更しました
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次回講座のお知らせ
2025/9/11(木)18:30-20:30
木の住まい造りを続けて想うこと
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<終了しました>
2025/8/7(木)18:30-20:30
美術のある暮らし〜日々の生活の中に潜む、美しさやモノのあり方について考える。手と心を動かし、工夫して暮らす楽しみとは?〜
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2025/7/10(木)18:30-20:30
アナログ人間設計術
→レポートをアップしました

2025年度スケジュール発表
スケジュールページを更新いたしました。2025年度の日程表と各講座の詳細は下記PDFファイルでもご確認いただけます!

すまいをトーク2025年度パンフレット

すまいをトークって?
「すまいをトーク」はどなたでもご参加いただける住まいの勉強会です。受講生は随時募集中、単回参加も大歓迎です!
勉強会内容はスケジュールのページを、受講方法についてはお申し込みとお問い合わせのページをご覧ください。

マンスリーレポート

【第5回】2025年8月7日(木)美術のある暮らし 〜日々の生活の中に潜む、美しさやモノのあり方について考える。手と心を動かし、工夫して暮らす楽しみとは?〜

「すまいをトーク」本日の講師は、美術家の渡辺信明、智子ご夫妻です。
4年前に当会でお話しいただける筈が、コロナ禍等で流れに流れてようやく今日の日を迎えることが出来ました。会場にはご夫妻の教え子やご友人が本当に大勢おいでになり、かつてないほどの大入り満員となりました。お話担当は智子さん、700枚を越そうかと思われる写真・動画等の映像担当は信明さんです。
 美術家お二人の生活ですから、随分センスの良い家づくり、暮らしぶりであろうと予想はしていました。会場内の皆様の多くも同じ気持ちでお話が始まるのを待っておられたと思います。結論から申し上げますと、私の予想をはるかに超える、内容の濃〜い飛び切り素敵なお話でありました。
 「衣」「食」「住」を中心に、それらと関わりのある様々な事柄について、次から次へとマシンガンのように、しかも美しい映像とともにとても分かり易く話して下さいました。ひとつひとつの話しに、「なるほど!」「えー!!」「マジかよ!?」「ちょっとこれ、やり過ぎちゃうのん?」と、いちいちうなずき、驚き、突っ込み、ため息が出るという状態で、なんとも楽しくエキサイティングな素晴らしいお話でした。
 詳しい内容についてはここでは書きません。というか、私の能力ではとても書けません。要約したとしても、原稿用紙100枚は軽く超えるであろう、広範囲かつ精神性にまで及ぶ濃い内容であるからです。どうぞ冒頭の表題と副題をご参考に、あれこれ想像してみて下さい。それも楽しいことに違いないと思います。
 本日のお話を通して、私がご夫妻の中に見たものは、自身の身の回りにある、ありとあらゆる対象・事象との関連性を丁寧に捉え、そこにある様々な価値(美しさ、楽しみ等々)を見出す、あるいは工夫して作り出すという探求心・好奇心にあふれた精神と、そして何よりも、お互いに対して持っておられる深い愛情と、信頼、尊敬の気持ちでありました。
 これから先、私自身短い人生ではありますが、お二人の考え方、暮らしぶりをほんのちょっとでもマネしてみたいと思いました。ありがとうございました。
(レポート:並平 文清)

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【第4回】2025年7月10日(木)アナログ人間設計術

 今回の講座タイトルは「アナログ人間の設計術」ということで、少なからずアナログ人間と自認している私は興味津々で拝聴しました。
 講師の石田氏は、アナログを標榜しながらコンピュータソフト開発の業務もされていて、言わば二刀流の使い手でもあります。
高校生の時にはデザインコンクールにて入選されたことがあり、プロとなってからも数々の設計競技に参加して賞を得られています。
 海外のいろいろな所にも旅に出られていて、その際は見たもの聞いたことなどをひたすらコメントを入れながらスケッチを描くとのことです。
スウェーデンではデジタル教育をやめたという話がありました。手書きからタブレットになると記憶力が20%低下する。手を使うのは大事なことであると。
これから先デジタルの技術がどんどん進んでいくと何でもできるようになる未来がやって来ると信じている人が多いと思いますが、逆にできなくなってしまう、失うこともかなり多くあるのかもしれません。
「アナログ設計事務所の仕事」の例として紹介されたのは、存在感のある伝統的な木造建築の改修工事でした。「壊さず残した建物の活用」という思いのもとに進められていきます。その過程の図面・スケッチ・現場写真・説明等々、非常に興味深く参考になる内容でした。
拝見した仕事やスケッチなどには遠く及ばない技量しか当方は持ち合わせていませんが、貧しいスキルがこれ以上衰えないように今さらながらではありますが、爪の垢ほどでも見習いたいと思っています。
(レポート:九鬼 敏博)

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