すまいをトーク:2017年度スケジュール&レポート

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2017年度 日時 テーマと内容 講師/案内人 会場(集合・別途費用)
第1回
【座学】
2017年
4/12(水)
18:30-20:30
レポート
開講式・オリエンテーション
住まいの歴史に学ぶ

2001年に開館した「大阪くらしの今昔館」は、日本で最初の住まい・建築の専門博物館です。
この博物館では、住まいを中心に、住生活からまちづくりまでをあつかっています。このように書くと堅苦しい昔ながらの博物館を連想するかもしれませんが、あくまでも市民の皆さんの目線で大阪の住まいの魅力を学んでいただくために、体感型の博物館を企画しました。
展示の目玉は、実物大に再現した江戸時代の大阪の町並みです。桂離宮の昭和大修理に参加した棟梁が、江戸時代の大工技術で建てた町家が並んでいます。そこに映画の美術監督がエイジングを行って、まるで200年近く前の大阪にタイムワープしたかのようなリアルな出来栄えになっています。この今昔館の町並みを素材に、復元の根拠やそこでの住生活を再現し、さらに現代のわれわれが歴史から学ぶものをいっしょに考えていきたいと思います。
*「大阪くらしの今昔館」をまだ見学されていない方は、事前に見学されることをお勧めします。
谷 直樹 氏
(大阪くらしの今昔館館長)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
第2回
【体験】
5/20(土)
9:40-16:20
レポート
河内長野の森で間伐体験
9:40 南海高野線「千早口」駅集合
10:30 ウッドベース到着(ハイキングで)〜12:20 ウッドベース見学「おおさか河内材」の説明 製材所見学
12:50 昼食(ウッドベース)
13:20 ウッドベース出発 森林について 間伐体験学習
15:20 現地出発
16:20 南海高野線「千早口」駅到着 解散
*5/17までにFAXかメールにて参加申込をお願いします
奥野 壽一 氏
(大阪府森林組合顧問)
【集合場所】南海高野線「千早口」駅改札口
【集合時間】9:40
*「千早口」駅から森林組合まで約30〜40分ハイキング (千早口からハイキングの難しい方はご相談ください)
*雨天決行
*昼食は各自持参してください
【体験負担金】1,000円
第3回
【見学】
6/10(土)
10:00-17:00
レポート
F.L.ライトとヴォーリズの面影を訪ねて
〜旧甲子園ホテルと神戸女学院〜

◇順路:JR甲子園口駅〜旧甲子園ホテル〜JR甲子園口駅⇒JRさくら夙川駅〜阪急夙川駅⇒阪急西宮北口駅⇒
阪急門戸厄神駅〜神戸女学院(17時頃解散)
*6/7までにFAXかメールにて参加申込をお願いします
松村 和吉 氏
(一級建築士)
【集合場所】JR神戸線「甲子園口」駅南改札口
【集合時間】10:00
*雨天決行
*神戸女学院見学寄付300円、昼食は甲子園会館館内食堂にて各自負担
第4回
【座学】
7/13(木)
18:30-20:30
レポート
戸建住宅の外壁仕上げ塗料
◇講義内容:外壁仕上げ材について学びましょう!
昨今の外装材は著しく進化しています。
近年住宅に使用されている塗料について、どのような材料があるか。また、耐候性や機能はどうなっているかを学んでみましょう。
森 秀雄 氏
(シンワ外装株式会社 代表取締役)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
第5回
【座学】
8/10(木)
18:30-20:30
レポート
住まいづくりを楽しもう!!
〜DIYリノベーションに挑戦〜

◇講義内容:「住まいって新築か、リフォーム済み中古買うか、仮住まいしかないの?」
そんなことありませんよね。古い空き家を家財も残ったまま購入してリノベーションしたり、今お住いのおうちを工夫しながら楽しく変えていく選択肢もあるはずです。DIYで自分でつくったり、将来の自分の暮らしの姿に思いをはせたり。楽しみながら無理せず、ゆっくり住まいづくりを楽しむ方法を、実際の事例紹介を交えながらご提案します。
小畦 雅史 氏
(一級建築士)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
第6回
【見学】
9/30(土)
10:00-17:00
レポート
大正浪漫漂う
「雲雀丘・花屋敷」界隈ウオッチング!

◇順路:「雲雀丘花屋敷」駅(10:06発)⇒(バス)バス停「満願寺」〜満願寺〜宝塚大学(12:00-13:30)〜町並み散策〜高碕記念館(14:30-16:00)〜町並み散策〜「雲雀丘花屋敷」駅17時頃解散
*9/27までにFAXかメールにて参加申込をお願いします
牧 彰 氏
(一級建築士)
【集合場所】阪急宝塚線「雲雀丘花屋敷」駅
【集合時間】10:00
*雨天決行
*拝観料別途負担400円(満願寺入山料他)
*昼食は宝塚大学学生食堂にて各自負担
第7回
【見学】
10/21(土)
13:00-15:00
レポート
豊崎長屋 〜大阪市大における長屋改修の取り組みと見学会〜
◇講義内容:豊崎長屋は大阪市の中心である梅田界隈から徒歩圏という好立地のもとに、敷地約400坪のなかに戦災を免れた明治末から大正期の主屋と長屋群が残るところである。敷地の中心には故主人の意志の下に守られた 地道の通りが走り、長屋には老若男女の住人が交流を持ちながら暮らしている。大阪市内には多くの戦前長屋が存在し、その多くが老朽化や密集市街地による問題を抱えているが、一方で、地域コミュニティが息づき、住まい空間や家周辺の環境を大切にする暮らしが残るなど、このような地域には現代の住宅地が失った良い面も持っている。このような大阪が抱える長屋の問題に取り組むべく、大阪市立大学が2006年から研究の現場として豊崎長屋に関わらせていただいている。主屋を始め、周囲の長屋群を居住者在宅のもと、耐震補強を施した改修で住まいとして順次蘇らせてきた。工事には多くの学生が設計や現場実習で加わることで豊崎長屋への愛着を深め、その後長屋への入居を希望するケースも生まれている。2008年には豊崎長屋一帯が国の有形登録文化財に登録された。現在は豊崎長屋で作り上げた長屋の耐震改修の大阪市大モデルを、他の長屋所有者や長屋への入居希望者へ周知し、大阪の都市環境が、長屋群を活かしたものに発展していくことを望んでいる。今回は、豊崎長屋の主屋をご案内し、豊崎長屋と大阪市大における取り組みをご説明させていただきます。
*10/18までにFAXかメールにて参加申込をお願いします
綱本 琴 氏
(町家発ほんまもん代表 大阪市立大学生活科学研究科研究員)
【集合場所】地下鉄谷町線「中崎町」駅改札口
【集合時間】13:00
*雨天決行
【見学協力金】300円
第8回
【座学】
11/9(木)
18:30-20:30
レポート
すまいの耐震改修を考える!
〜木造耐震診断・補強工事に関する知識〜

◇講座内容:
●診断から補強工事までの流れ
診断方法の選定/現場調査/診断書作成/補強計画の作成/計画の見積もり/補強工事/工事完了に伴う強度の確認
●上記内容に伴い事例をもとに解説を行う
それぞれの項目の事例写真、資料を提示/写真、資料を解説
●診断・補強工事に関する注意点
診断に関する注意点/策定、見積もりに関する注意点/工事に関する注意点
松村 和吉 氏
(一級建築士)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
オプショナルツアー 11/19(日)
10:00-17:00
秋の行楽シーズン恒例のオプション企画
錦秋の湖都・大津(三井寺など)を巡る!

◇順路:京阪「別所」〜北院(弘文天皇陵・新羅善神堂(しんらぜんじんどう)・フェノロサの墓など)〜昼食・円満院〜三井寺(大門・釈迦堂・光浄院・金堂・三重塔・観音堂・鐘楼・毘沙門堂・閼伽井屋など)〜琵琶湖疎水口〜京阪「三井寺」⇒京阪膳所・JR「膳所」解散
*11/16までにFAXかメールにて参加申込をお願いします
牧 彰 氏
(一級建築士)
【集合場所】京阪石山坂本線「別所」駅
(JR琵琶湖線「膳所」駅で京阪石山坂本線「京阪膳所」駅に乗換え)
【集合時間】10:00
*雨天決行
【費用・参加費】500円
*拝観料別途負担1,300円(三井寺・光浄院・法明院)
*円満院(大津絵美術館)見学は(任意)昼休みとする(500円)
*昼食は各自にて
第9回
【座学】
12/14(木)
18:30-20:30
レポート
自分らしく暮らすための整理収納術
〜モノの整理は心の整理〜

◇講義内容: 「片付け」に関する書籍が本屋さんには多く並んでいます。それは増えすぎてしまったモノの管理に疲れ果ててしまっている方が増えているからではないでしょう
か?そもそもなぜモノは増えるのでしょうか?
講座ではそんな当たり前のことからモノの整理を考えます。
捨てることが片付けの特効薬とわかっているのにそれが進まない。それにはいろいろな理由があります。モノの整理は自分の生き方と向き合うことが必要で、そこを無視して片付けをすすめてもリバウンドしてしまうのです。講座では整理の重要性と具体的な収納事例などをお話させていただきます。
上坂 薫 氏
(一般社団法人モノコミュ研究所)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
第10回
【座学】
2018年
1/11(木)
18:30-20:30
レポート
住宅を支える地盤のことを知ろう! Part2
◇講義内容:2016年4月に発生した熊本地震は甚大な被害を残しました。旧来の石垣と木造からなる城の地震時の弱さも明らかになりましたし、在来工法木造建築物も大きく倒壊しました。さらに、地震被害は地盤と大きく関係していることも明らかになりました。
2015年度第10回講座では、住宅を支える地盤のことの初歩を勉強しました。今回はその続きとして、さらに地盤のことを勉強します。「動かざること大地のごとし」とよく言いますが、地球は変動していますし、大地も動いています。動く大地と付き合っていくための基礎知識を勉強しましょう。家を求める際にはこれらについて十分考えることが大切なのです。自分が住む宅地すなわち地盤について、よく勉強し、理解をすれば、安心できる住宅を得ることができます。地盤の基本的な性質について勉強します。
諏訪 二 氏
(報国エンジニアリング株式会社 技術顧問)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
第11回
【座学】
2/8(木)
18:30-20:30
レポート
伝統づくりの家と縄文農法の共通点
◇講義内容
なぜ? 伝統住宅に住むのか?
なぜ? 街中で自給自足生活をするのか?
なぜ? 47歳で大企業を円満退社したのか?
なぜ? 家族や地域のために生きるのか?
畑 明宏 氏
(園芸研究家・樹木医)
大阪市立住まい情報センター 5階研修室
アクセスMAP
第12回
【座学】
3/22(木)
18:30-20:30
レポート
家具や素材の組み合わせで決まる我が家の表情
◇講義内容:お住まいは、空間デザイン(ハードづくり)の前に、ライフスタイルデザイン(どのように暮らしたいかというソフトづくり)が大切です。しっかりお話し合いの上で、その方の暮らしの移ろいに応じた快適な空間を提案するのが、私達の仕事と考えています。また、家という「空間」と、物としての「家具」は、同時に考えていくべきです。スペースの大きさ、素材、色、家具の使い勝手、住み手の好みなどを考慮したベストバランスにするコツをお話しいたします。
足永 和子 氏
(Duck net work 主宰)
TOTO テクニカルセンター大阪 (御堂筋ダイワビル2F) →アクセスMAP

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